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春日太一の「雪中行軍な人生」

時代劇・日本映画・テレビドラマなどの研究家・春日太一のブログです。

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「仲代達矢が語る昭和映画史」第三回!

PHPの月刊誌「VOICE」にて連載しております「仲代達矢が語る昭和映画史」。
第三回は「チャンバラの極意」と題し、
新劇役者である仲代さんがいかにして時代劇の所作(特に殺陣の技術)を身に付けたのか、
語っていただいております。


「用心棒」「椿三十郎」「切腹」「大菩薩峠」の殺陣シーンの舞台裏、
三船敏郎の凄味、
萬屋錦之介からの教え、
そして決闘シーンに臨む際の悲壮な想い
……とかなり盛りだくさんの内容になっております。

発売はいつもより早い10月8日(土)。

どうぞよろしく!
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「オール読物」10月号

9月22日発売の「オール読物」10月号に原稿を書いております。
http://www.bunshun.co.jp/mag/ooruyomimono/

タイトルは「水戸黄門が消えた理由」

今年をもって打ち切りが決定したテレビ時代劇「水戸黄門」が、
どのようにスタートし、
なぜ人気を博し、
なぜ終了することになったのか


自分なりに分析してみました。

その上で、
「生き残るためにテレビ時代劇のこれから向かうべき方向性」
についても考察しております。

興味のある方は、ぜひともよろしくお願いいたします。

また、
7月にTBSラジオ「dig」に出演させていただいた際、
「早口すぎて聞き取れない」
という御感想をいただきました。

そういう方もぜひ。
「ああ、こういう話をしていたのか」
と御理解いただけるはずなので

素晴らしき仲代達矢さん!

仲代達矢さんへのインタビューが先週、無事に・・・
・・・というより、最高の形で完了しました。
あまりに、あまりに濃密な全9回、約13時間でした。

とにかく仲代さんの記憶は凄まじく、
こちらの用意した質問に対して必ず完璧にお答えいただけるので、
私としましても、毎回準備のし甲斐があるというものでして。

次々と繰り出される幾多のエピソードはもちろん、
映画黄金期の現場を共にされてきた名監督・名優たちについて、
「仲代さんのインテリジェンス」というフィルターを通して接することで、
今までに知り得なかった彼らの特質を知ることができ、
日本映画史をより立体的に捉えれらるようになりました。

考えてみれば、
仲代さんは名監督たちの「MAXの作品」に出演され続けたんですよね。
つまり、その撮影現場では最高の演出と最高の演技がぶつかり合ってきたということであり、
彼らの最も濃厚なエキスがそこにはあるわけです。
文字通り、「命がけ」で映画作りに挑む方々のお話に、
毎回、畏怖と感動にわが身を震わせながら拝聴してきました。

「岡本綺堂に昔話をする半七老人」
今回の両者の関係を仲代さんには、そうなぞらえていただけました。
そのお言葉を旨に、私も全力で「作品」へと昇華させていく所存です。

全面的に御協力いただきました無名塾の皆様、
そして、
惜しみなく「ホンモノの映画人」たちとの仕事の全てをお話しくださった仲代達矢さん。
ほんとうに・・・ほんとうにありがとうございました!
私は果報者です・・・。

読者の皆様には、
PHPの月刊誌「Voice」でただいま短期集中連載中の
「仲代達矢が語る昭和映画史」(全6回予定)、
および、超大幅な加筆・再構成をした上で来年に刊行する予定の書籍にて、
お目にかけてまいります。
(連載と書籍は異なる構成になりますので、
双方とも別作品としてお楽しみいただけるようにさせていただく予定です)

旧作日本映画の熱心なファンでなくとも、
その製作現場の熱い息吹と濃密な人間模様は、
必ずやお楽しみいただけるかと。

ぜひとも、よろしくお願いいたします。

9月10日発売の2つの月刊誌にて。

9月10日発売の「文藝春秋」「Voice」それぞれの10月号にて、
原稿を書かせていただきました。

『文藝春秋』10月号では、
特集「最強チームの法則」にて、映像京都について書いております。
旧・大映京都撮影所のスタッフたちの作ったプロダクションが
いかに、そして、なぜ素晴らしかったのか。
「AKB」や「なでしこ」や「小泉官邸」や「キャンディーズ」にまじりながら、
京都の映画職人たちの心意気について、
映画史や時代劇に詳しくない方にもお分かりいただけるよう心がけました。

「Voice」10月号は、
連載中の「仲代達矢が語る昭和映画史」第二回になります。
「『人間の條件』と小林正樹監督」と題し、
全6部、計9時間半の超大作映画『人間の條件』の舞台裏について
仲代さんにたっぷり語っていただいております。
そして、東野英治郎さんの心意気に痺れます。

いずれも入魂の原稿です。

併せてどうぞよろしくお願いいたします。

9月2日付の京都新聞朝刊

9月2日付の京都新聞朝刊に記事を書かせていただきました。

私自身の感じた最近の京都の撮影所事情を入り口に、
この危機的状況をどう切り抜ければいいのか、についての提言もしてみました。

時代劇に関しては、もちろん過去を掘り下げることも大事なんだけど、
「今ならなんとかなること」を「なんとかする」努力もしていかないと。
間に合わなくなってから動き出したところで、取り返しはつかないわけで。

批判や文句も出るだろうけど、
自分は自分のやるべきと思ったことをやっていきます


素晴らしい伝統と技術の根ざした、
そして今もなお若きスタッフたちが目を輝かせながら汗を流して継承し続ける、
そんな素晴らしい京都の撮影所の現場が、
このまま消えていってしまっていいのか。

これは撮影所とその周辺だけの問題ではなく、
京都の街の皆様、ひいては全国の皆様に考えていただきたい問題でもあります。

その考えるキッカケになっていただえれば、という想いをこめて、
今回の原稿を書きました。

なにとぞ、よろしくお願いいたします。

「鬼平犯科帳」ができるまで~第二章スタート!

御好評いただいております「時代劇専門チャンネルガイド」の連載「鬼平犯科帳ができるまで」

二年目に突入する今月分から半年は殺陣師の宇仁貫三さんのインタビューです。

言うなれば「鬼平」の「鬼」の部分の創作を40年以上に亘り請け負ってきた方なだけに、
そのお言葉も鬼気迫るものがあります。
「鬼平」ファンをはじめとする時代劇好きにはたまらないお話が続々と登場するかと。

ぜひともよろしくお願いいたします。

購読ご希望の方はチャンネルHPより。

https://www.jidaigeki.com/melmaga/index.html

新連載スタート!

8月10日発売のPHPの月刊誌「VOICE」にて、
私が仲代達矢さんにインタビューさせていただいきました連載が始まります。

仲代さんの経験なされた映画黄金期の撮影現場の様子を、
熱く深く語っていただいたもので、
当時の映画人の創作に賭ける情熱が伝わってくる内容になっております。

既にインタビューは五回ほどさせていただいておりますが、
毎回、私の質問に対して凄まじい記憶力と深い含蓄をもってお話いただきまして。
本当に贅沢な時間を過ごさせていただいております。

第一回は「勝新太郎との悲劇」。

大映京都撮影所を舞台に展開される、
雷蔵さん、勝さん、三島由紀夫さん、映像京都についてのお話です。

どうぞよろしくお願いいたします。
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HN:
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性別:
男性
職業:
著述業
自己紹介:
時代劇・日本映画・テレビドラマの研究家です。

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