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春日太一の「雪中行軍な人生」

時代劇・日本映画・テレビドラマなどの研究家・春日太一のブログです。

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時代劇トークライブ開催のおしらせ。

ネットラジオ「談話室オヤカタ」に寄生させていただいております、
私と音楽家・貴日ワタリさんの番組「スガラジ」
おかげさまで一周年を迎えることになりました。

つきましては。

それを記念しましてトークライブを開催することが決定しました!!!

詳細は以下の通りです。
(貴日さん率いるカインズさんのHPよりコピペ)

~~~~

出張スガラジ 渡辺岳夫と時代劇レコード大作戦」

5月18日(金) 阿佐ヶ谷ロフトA

【出演】
貴日ワタリ(音楽家)
春日太一(時代劇研究家)

【ゲスト】
巽理絵(声優)
近藤ゆたか(マンガ家)
早川優(ライター)

インターネットラジオ『談話室オヤカタ(http://www.harashow.net)インクルード番組『スガラジ』
(時代劇研究家・春日太一と音楽家・貴日ワタリによる時代劇トークバラエティー)の出張版。
作曲家、渡辺岳夫氏の仕事(時代劇)を特集。
なんと当時の貴重なスコア等資料をお借りしてのスペシャルトーク。
盤コレクターでもある貴日ワタリの秘蔵時代劇レコードの美しいジャケットを紹介しながらのトーク。
もちろんその場でもノリでレコードも掛けちゃいます。

OPEN18:30/START19:30
前売り、当日共に¥2,500(飲食代別)
前売りチケットはローソンチケット【L:32657】、
阿佐ヶ谷ロフトAウェブ予約にて4月1日より発売開始!!

阿佐ヶ谷ロフトA
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/index.html

~~~

5月18日夜、みなさま奮ってご参加ください!!
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時代劇が廃れた本当の理由

新潮社から3月17日に発売される月刊誌「新潮45」にて、

「時代劇が廃れた本当の理由」

という記事を寄稿しております。


時代劇はなぜ、こうも世間に敬遠されるようになったのか。
その原因に切り込んでいきました。

「誤解・偏見による喰わず嫌い」が時代劇離れの大きな理由と捉えていますが、
誤解を招く要因を作ったのは、
製作者たちの怠慢であり、マニアの狭量であり・・・
そんな感じの、かなり踏み込んだ内容になっております。

「表現の幅の広さ、自由さこそが時代劇本来の魅力」というスタンスから、
「作る側も観る側も、もっと気楽に、気軽に時代劇に触れようよ」
という想いを込めて書きました。

また、「水戸黄門」終了を前後して「時代劇の危機」
を煽る報道が増えましたが、
それに対する私なりのアンサーでもあります。

「表現としての危機」
「テレビでの危機」
「映画での危機」
「京都の危機」はそれぞれ別の背景から生じているのに、
どの報道も
「時代劇の危機」として一まとめにするから論点が見えなくなってるんですよね。
それを整理・検証したのが今回の原稿です。


時代劇の現状、そして時代劇そのものに対する私の想いを、
初めてストレートにぶつけております。

ぜひとも、よろしくお願いいたします!!

『仁義なき日本沈没』ついに発売!

拙著『仁義なき日本沈没〜東宝VS東映の戦後サバイバル』
いよいよ発売になります。
15日には早いところは店頭に並んでいる模様です。

軽く内容を紹介しますと・・・


・「昔はよかった」という時の「昔」と「今」の分岐点を、
正月に「仁義なき戦い」が、年末に「日本沈没」が公開された73年とし、
そこへ向けての映画史を追いました。

・舞台は東宝砧と東映太秦という東西の撮影所。
それぞれの製作事情と配給・興行のせめぎあいを俯瞰しながら、
映画人たちがどのように戦後を生きたのかを書いております。

・第一章は東宝争議と東映の設立、
第二章は東映時代劇と黒澤時代劇の対決、
第三章は東映・岡田茂と東宝・藤本真澄の斜陽期戦略の比較、
第四章は「仁義なき戦い」「日本沈没」それぞれの製作背景

・第五章は「今」の日本映画のシステムを決定付けた「日本沈没」以降の東宝「改革」の中身と影響を、
その推進者でもある松岡功・東宝名誉会長への取材を中心に書いております。

そんな感じで256頁の中にかなりの内容を盛り込みました。
マニアな方はもちろん、これから旧作邦画に詳しくなりたい方にも
映画史の入門編として分かりやすく書いたつもりでおります。

なにとぞ、よろしくお願いいたします!!!!!

「仁義なき日本沈没」見本完成!


3月16日新潮新書より刊行になります拙著、

『仁義なき日本沈没: 東宝VS.東映の戦後サバイバル』

の見本をいただきましたので、
こちらにもUPさせていただきますね。

その1)表紙

125237131_v1331311563.jpg



その2)背表紙

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その3)そして問題の裏表紙・・・

125236928_v1331311562.jpg

写っているのは江原慎二郎ではありません、私です(笑)
ヒゲを剃りたてだったせいもあり、
なんだかいつもとイメージの違う感じに仕上がった著者近影であります。
我ながら別人な気が・・・。

早いところでは15日、こんな感じで店頭に並びます。

みなさま、何卒よろしくお願いいたします!!

新作本の御案内

来たる3月16日新潮新書より我が新作が刊行になります。

タイトルは・・・

『仁義なき日本沈没: 東宝VS.東映の戦後サバイバル』
http://www.shinchosha.co.jp/book/610459/


・・・なんだか物凄いタイトルですが(笑)
中身は、戦後映画史を真摯に追いかけたものになっております。

以下は、各ネットショップに掲載されている宣伝文です。

~~~~
転換期は一九七三年。その年に公開された『仁義なき戦い』と『日本沈没』の大ヒットによって、日本映画の“戦後”は葬られ、新たな時代の幕が開いた。東宝・東映の両社は、いかにして斜陽期をサバイブしたのか。なぜ昔の日本映画にはギラギラとした活気がみちあふれていたのか——。エリートvs.梁山泊、偉大な才能の衝突、経営と現場の軋轢など、撮影所の人間模様を中心に描く、繁栄と衰亡に躍った映画人たちの熱きドラマ。
~~~~

発売日が近づきましたら本ブログやツイッターアカウントにて、
改めて詳しい告知をさせていただきます。

みなさま、どうぞよろしくお願いいたします!!!!

TRASH-UP!!で対談してます。

発売中の雑誌「TRASH-UP!」にて
気鋭のライターで呑み仲間の高鳥都さんと
映画「史上最大のヒモ 濡れた砂丘」について
酔った勢いで対談してます。

というより。
こんなに東映が好きなのに東映関係の仕事依頼が全く来ないんで自ら押し掛けました。

昨年の銀座シネパトスでニュープリント上映された川谷拓三初主演作を肴に、
「東映作品の魅力の本質とは何か?」
勢いまかせで掘り下げています。

ちなみに「濡れた砂丘」のプロデューサーは現・京都所長の奈村協氏。
この時のゲリラ魂を思いだしてくれたら、
今の太秦を活性化できるのになあ、と思ってしまいました。

今回は珍しく自分の素な感じで喋ってます。

ぜひヨロシク!

「オール讀物」で井上昭監督にインタビュー!

ただいま発売中の「オール読物」2月号にて
井上昭監督にロングインタビューしております。

四十年にわたり数々の名作を生み出してきた83歳の現役監督が語る「時代劇演出の極意」とは?

時代劇に興味がなくとも、
芸の道、ものづくりの道にたずさわる全ての方々、
あるいは〈表現の世界〉に関心のある全ての方々にお読みただきたく。
83歳の大ベテランの御言葉は、これからの創作のヒントにきっとなるはずかと思います。

よろしくお願いいたします。
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HN:
春日太一
性別:
男性
職業:
著述業
自己紹介:
時代劇・日本映画・テレビドラマの研究家です。

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