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春日太一の「雪中行軍な人生」

時代劇・日本映画・テレビドラマなどの研究家・春日太一のブログです。

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「鬼平」ができるまで

我が人生初の連載となる「『鬼平犯科帳』ができるまで」
「時代劇専門チャンネルガイド」10月号にてスタートします。

テレビ時代劇の金字塔「鬼平犯科帳」(中村吉右衛門版)はいかにして誕生し、
どのように製作されたのか。
その舞台裏についての、当事者インタビュー集になります。

テレビ史、時代劇史、映画史の意外な発見になるであろうエピソードが盛りだくさんなので、
ぜひ!

・・・と言いつつ、この雑誌、定期購読オンリーで市販はされてないんですよ。
なので・・・
http://www.jidaigeki.com/guide/index.html
↑より、お申込みのほど、よろしくお願いいたします。
年間購読で1800円ですから、かなりお得かと。

まずは無料で見本誌を1冊お送りしているようです。(おひとり様1回限り)
9/15(水)~10/14(木)の間の申込受付した方には
10月号をプレゼントできるとのこと。
(上記アドレスより見本誌請求バナーをクリック)

ならびに連載の告知は時代劇専門チャンネルでも流れているみたいです。
~~~~
○『時代劇専門チャンネルガイド』10月号プロモ放送時間
 
   9/16(木)2:51~/4:50~/8:57~/12:57~/16:47~/20:58~/21:57~
 9/17(金)1:53~/6:57~/9:55~/16:25~/21:55~/22:48~
 9/18(土)4:31~/6:46~/16:58~
 9/19(日)1:56~/4:54~/16:54~/19:55~
 9/20(月・祝)4:32~/4:53~
 9/21(火)0:42~/10:56~
 9/22(水)0:59~/9:56~/21:55~
 9/23(木・祝)3:54~
 
 ※放送尺はいずれも60秒です  
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「未解決事件35」~文藝春秋

明日9月10日発売の「文藝春秋」10月号の「真相 未解決35」という特集の中で、
「影武者降板事件」について書かせていただきました。

http://www.excite.co.jp/News/magazine/MAG36/20100910/105/

拙著「天才勝新太郎」では作品のテーマ性から判断して
あえて勝視点からのみ事件を書きましたが、
今回は勝だけでなく、黒澤、東宝、それぞれの事情も等分に書いたつもりでおります。

ちなみに私は大の仲代達矢ファンでもありまして、
あの主役交代劇をかならずしも否定的に考えていなかったりします。

「眠狂四郎」DVDボックス

私がDVD解説を書きました市川雷蔵「眠狂四郎」DVDボックス

9月24日角川映画より発売になります!
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d.html/ref=aw_mp_1/?a=B003VU75Y0&uid=NULLGWDOCOMO


新たに取材した本邦初公開の情報を交えつつ、
ガッツリ12000字を書きました。
作品解説では12作それぞれ別の視点から書くという荒業に挑戦しております。

お楽しみに!


以下、アマゾンより転載。


~~~~~

内容紹介

●1969年に37歳の若さでこの世を去った伝説の映画役者 市川雷蔵。市川雷蔵代表作「眠狂四郎」シリーズ全12作を一挙リリース!
●過去3BOXだったものを1BOXにひとまとめに、さらに破格の価格でリリース!
●全64Pのブックレット付!市川雷蔵の写真を多数収録!解説は、「天才・勝新太郎」の春日太一氏が、当時のスタッフの証言などを盛り込み執筆!

■収録作品
1「眠狂四郎殺法帖」 (1963年11月2日) 82分 原作:柴田錬三郎 監督:田中徳三 脚本:星川清司 小杉太一郎 主演:市川雷蔵 共演:中村玉緒
2「眠狂四郎勝負」( 1964年1月9日) 83分 原作:柴田錬三郎 監督:三隅研次 脚本:星川清司 音楽:斉藤一郎 主演:市川雷蔵 共演:藤村志保
3「眠狂四郎円月斬り」 (1964年5月23日) 85分 原作:柴田錬三郎 監督:安田公義 脚本:星川清司 音楽:斉藤一郎 主演:市川雷蔵 共演:浜田ゆう子
4「眠狂四郎女妖剣」(1964年10月17日) 81分 原作:柴田錬三郎 監督:池広一夫 脚本:星川清司 音楽:斉藤一郎 主演:市川雷蔵 共演:藤村志保
5「眠狂四郎炎情剣」 (1965年1月13日) 83分 原作:柴田錬三郎 監督:三隅研次 脚本:星川清司 音楽:斉藤一郎 主演:市川雷蔵 共演:中村玉緒
6「眠狂四郎魔性剣」 (1965年5月1日) 75分 原作:柴田錬三郎 監督:安田公義 脚本:星川清司 音楽:斉藤一郎 主演:市川雷蔵 共演:瑳峨三智子
7「眠狂四郎多情剣」(1966年3月12日) 84分 原作:柴田錬三郎 監督:井上 昭 脚本:星川清司 音楽:伊福部 昭 主演:市川雷蔵 共演:水谷良重(水谷八重子)
8「眠狂四郎無頼剣」 (1966年11月9日) 79分 原作:柴田錬三郎 監督:三隅研次 脚本:伊藤大輔 音楽:伊福部 昭 主演:市川雷蔵 共演:藤村志保
9「眠狂四郎無頼控 魔性の肌」 (1967年7月15日) 87分 原作:柴田錬三郎 監督:池広一夫 脚本:高岩 肇 音楽:渡辺岳夫 主演:市川雷蔵 共演:鰐淵晴子
10「眠狂四郎女地獄」 (1968年1月13日) 81分 原作:柴田錬三郎 監督:田中徳三 脚本:高岩 肇 音楽:渡辺岳夫 主演:市川雷蔵 共演:高田美和
11「眠狂四郎人肌蜘蛛」(1968年5月1日) 80分 原作:柴田錬三郎 監督:安田公義 脚本:星川清司 音楽:渡辺宙明 主演:市川雷蔵 共演:緑 魔子
12「眠狂四郎悪女狩り」 (1969年1月11日) 81分 原作:柴田錬三郎 監督:池広一夫 脚本:高岩 肇/宮川一郎 音楽:渡辺岳夫 主演:市川雷蔵 共演:藤村志保

■映像特典:劇場予告編、スタッフ・キャスト解説、フォトギャラリー

■封入特典:眠狂四郎 64P特製ブックレット(眠狂四郎 写真集、公開当時の資料、春日太一氏解説ほか)
 

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

円月殺法を使うニヒルな浪人・眠狂四郎を市川雷蔵が演じた、エロチシズムと猟奇あふれる娯楽時代劇「眠狂四郎」シリーズのBOX。『眠狂四郎殺法帖』『~勝負』『~円月斬り』『~女妖剣』『~炎情剣』『~魔性剣』ほか、シリーズ全12作品を収録。

戦争映画を語る

PHPより発売中の雑誌「VOICE」にて、
片山杜秀先生、小熊英二先生に交じって、
若輩者の私が戦争映画を語らせていただきました。

http://www.php.co.jp/magazine/voice/

両先生の鋭い御意見の数々により(私の話はさておき・・・)、
スリリングかつ、いろいろと視座に富んだ鼎談になっているかと。

自分としては笠原和夫、山本薩夫、「血と砂」を思い切り語れたので、
それだけで自己満足しております。

私がリストアップした10本の映画は、
小難しくなく、映画として楽しみながら戦争を学べる作品ばかりになっていますので、
原稿と併せまして、この季節に「日本の来た道」を振り返ってみてはいかがでしょうか。

ちなみに、今回の写真うつり、我ながら抜群に良いです。
5~8割増しに撮れています。

あと、同誌で連載されている気鋭の経済学者・飯田泰之氏は
私の高校時代の先輩で、
学生時代にはいろいろとお世話になりまして・・・。
十代の頃から凄かったですが、
怜悧な分析力は切れ味を増してますね。

まあ、そんな感じですので、
よろしくお願いいたします。

鬼平、京都へ行く

更新が滞りがちで申し訳ないです。
なかなか現時点では書けないネタも多いもので。

というわけで、お馴染みの(?)告知をば。

今日発売の「オール読物」8月号の京都特集で
記事を書かせていただいております。

タイトルは「鬼平、京都へ行く」

御好評いただきました6月号に引き続き、
テレビ版「鬼平」の検証をしております。

テレビ版「鬼平」は今の吉右衛門で四代目ですが、
それまでは東京(一部は大船)で撮られていて、
吉右衛門版になって初めて京都で撮影されるようになりました。

では、
なぜ京都で撮影することになったのか。
そして、京都に行って何が変わったのか。

・・・そのあたりを検証してみました。

一部の時代劇ファンの間では
「鬼平は同じ脚本が代々受け継がれてきた」
てな根拠のない俗説がまことしやかに語られていますが、
実は吉右衛門版になってからは
担当の脚本家すらガラッと変わっているエピソードも少なくありません。

そのあたりにも着目しながら、
京都の情景が豊かなドラマを生み出す
てな話をしております。

もし、よろしかったら。

次は藤沢周平。

「オール読物」6月号の「鬼平」原稿は皆さまから多大な御好評をいただき、
誠にありがとうございます。

その勢いで、次は藤沢周平です!

6月22日発売の「オール読物」7月号の特集「藤沢周平、故郷に帰る」の中で、
「映像化の光の闇」という原稿を書かせていただきました。

まずは一連の山田洋次時代劇が藤沢原作をいかに脚色したかを検証。
さらに、フジテレビやNHKでの山田洋次以前の藤沢原作時代劇の魅力を探り、
その上で山田洋次の功罪を考察してみました。

ガッツリ10ページ、一万字の渾身の原稿になっております。
ぜひぜひ。

日本晴れのうた

時代劇専門チャンネルから一風変わったCDが出ます。

それが・・・「日本晴れのうた」

http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d.html/ref=aw_mp_1/?a=B003LUCLJE&uid=NULLGWDOCOMO

有名時代劇のテーマ曲を口笛・手笛で演奏したカバーアルバムです。

私が封入の解説を書かせていただいたのですが、
執筆のためサンプルを聞いたところ、
これが実にカッコイイ。

イメージがガラリと変わるのもあれば、
カッコ良さがさらに増幅されたもの、
物凄く高い再現度のものなど、
発見の連続だったりします。

マニアの方はもちろん、
時代劇にさほど興味のない方でも<一枚の楽曲CD>としてお楽しみいただけるかと。

曲目リスト
1. TV「鬼平犯科帳」オープニングテーマ
2. ててご橋(「子連れ狼」主題歌)
3. 誰かが風の中で(「木枯し紋次郎」主題歌)
4. 「大岡越前」オープニングテーマ
5. 「独眼竜政宗」
6. 「篤姫」
7. 「服部半蔵 影の軍団」オープニングテーマ 
8. 「銭形平次」
9. 必殺仕掛人BGM~荒野の果てに(「必殺仕掛人」より)
10. ねがい(「江戸を斬る」より)
11. 暴れん坊将軍
12. インスピレイション(TV「鬼平犯科帳」エンディングテーマ)


個人的には、特に「独眼竜」と「影の軍団」「インスピレイション」は鳥肌モノでオススメです。
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春日太一の「雪中行軍な人生」

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男性
職業:
著述業
自己紹介:
時代劇・日本映画・テレビドラマの研究家です。

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