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春日太一の「雪中行軍な人生」

時代劇・日本映画・テレビドラマなどの研究家・春日太一のブログです。

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新連載のおしらせ&週刊ポスト情報!!

あけましておめでとうございます。

さて、いきなりですが・・・

1月18日発売「新潮45」2月号にて新連載スタートします!

脚本家・橋本忍さんの評伝です。

『羅生門』『生きる』『七人の侍』
『私は貝になりたい』『切腹』『人斬り』『侍』『風林火山』
『日本のいちばん長い日』『日本沈没』『人間革命』『砂の器』『八甲田山』……

今年96歳になる伝説の作家の遍歴を、
ご本人へのインタビュー取材に基づいて記していきます。

取材は橋本さんの体力面を考慮させていただきつつジックリと進め、
既に計13時間に及びました。

実はこの1年は体調が芳しくおられなかったようでお会いできなかったのですが、
昨年12月27日に久々にお話をうかがえることができました!
変わらず物凄く明晰・矍鑠とされた方で、
またしても次々と新事実が・・・。

おそらくこれがが
私の30代では最後の大型ノンフィクション企画になるのではと思っております。
それだけ完全燃焼の覚悟で全身全霊をかけて臨んでおります。

それから・・・。

週刊ポストの連載「役者は言葉でできている」では
1月4日の発売分から4週連続で蟹江敬三さんが御登場!!

第一週:若き日の蜷川幸雄演出
第二週:勝新太郎、三國連太郎、ロマンポルノ
第三週:悪役論、鬼平
第四週:受けの芝居、ナレーション

・・・と盛りだくさんの内容になっております。

それでは、本年もどうぞよろしくお願いいたします!!!
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「オール読物」1月号&年末の出演情報

拙著「あかんやつら」はおかげさまをもちまして、
3刷1万3000部に到達しました。
かなり無謀な戦いを仕掛けましたが、
なんとか結果を残せてホッとしております。

ここのところ、幅を広げた喋り仕事も多かったのですが、
久々に「時代劇研究家」としてガチな原稿を書きました。

12月21日発売「オール読物」1月号に
「利休に挑んだ名優たち」という記事を寄稿しております。
http://www.bunshun.co.jp/mag/ooruyomimono/
鶴田浩二・三船敏郎・三國連太郎さん・仲代達矢さん・・・
それぞれの演じた利休像の特性と魅力を検証しております。
よろしくお願いいたします。

あと、年末の出演情報もこちらに告知しますね。

・24日(火)21時~:
《ラジオ=JFN各局》
「ダイノジのスクールナイン」
⇒ダイノジのお二人と「あかんやつら」について語ります。
http://www.jfn.jp/RadioShows/nine

・25日(水)19時30分~:
《ニコ生=無料放送》
「WOWOWぷらすと」
⇒テーマは「仁義なき戦い」!!!
司会は中井圭さん&内田理央さん。杉作J太郎さんもゲスト参戦します。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv160504333

・27日(金)更新:
《ネットラジオ》
「ショッカーO野の秘密基地へようこそ」
⇒ショッカーO野さんの番組で「あかんやつら」秘話をたっぷり語りました!
http://shippo.jp/radio/info_wss.shtml


・31日(火)21時~:
《ラジオ=JFN各局》
「ダイノジのスクールナイン」
⇒なんと2週連続ゲスト!
「いく℃-uteくる℃-ute」と題し、大晦日に℃-uteの魅力を語る予定。

年明けのスケジュールも決まってきております。
また追って告知しますね~。

新作「あかんやつら」いよいよ発売!!

拙著新刊「あかんやつら 東映京都撮影所血風録」がついに発売となりました!

時代劇黄金期、集団時代劇、任侠、実録、カラテ、ポルノ、文芸大作・・・
と目まぐるしく移り変わった映画製作の舞台裏を、
当時のスタッフの証言を中心に記したノンフィクションです。

以下に内容を簡単にご紹介しますね。

序文:
はあるスタッフさんの生涯を追っています。
駐車場の配車係をしていた方が実は小指がなかった…。

第一・二章:
東映京都撮影所を創り、その繁栄の礎を築いた男・マキノ光雄の足跡を追いました。
明治の映画界から戦中の満州、そして戦後の貧しさ。
一貫して映画作りに執念を燃やした男の生涯とは…

第三章:
東映京都の中興の祖となった岡田茂の若手時代を中心に、
年間100本近い時代劇を量産していた50年代の壮絶な現場の様子!

第四章:スターシステム、第二東映の失敗、文芸大作の失敗

第五章:集団時代劇のスタートと近衛十四郎の活躍
「十七人の忍者」「十三人の刺客」「忍者狩り」「大殺陣」「十兵衛暗殺剣」、世代交代

第六章:任侠映画開始、「宮本武蔵」五部作、合理化

第七章:俊藤浩滋という男、「緋牡丹博徒」誕生、若山富三郎伝説、東映剣会

第八章:「大奥」、異常性愛、温泉芸者、SEXドキュメント

第九章:「仁義なき戦い」と実録ヤクザ映画たち

第十章:山口組三代目、映画村の誕生

第十一章:カラテ映画、日本の首領、柳生一族の陰謀、大作映画の失敗

第十二章:テレビへの進出、低予算ポルノ、魔界転生、蒲田行進曲、
「鬼龍院花子の生涯」と五社英雄、世代交代の失敗


【全国の書店員の皆様へ】
お呼びいただけましたら、
全国どこへでも直接うかがいまして
「あかんやつら 東映京都撮影所血風録」(文藝春秋)のサイン入れをさせていただきます。

皆様、なにとぞよろしくお願いいたします!!!

11・14発売「あかんやつら」表紙カバー!

11月14日発売の拙著新刊
「あかんやつら 東映京都撮影所血風録」(文藝春秋・刊)
ついに表紙カバーが決まりました!

我ながらカッコイイ感じで仕上げてもらいました!

それをプリントしたチラシを渋谷大盛堂書店2Fにて配布中です!



ヨロシクっ!

新刊本「あかんやつら」予約開始!!

11月14日発売の新刊本「あかんやつら~東映京都撮影所血風録 」ですが、
ついに書店で予約開始となりました!

アマゾン
http://www.amazon.co.jp/dp/4163768106/ref=cm_sw_r_tw_dp_Ev-ssb0KNXSSP

楽天ブックス
http://books.rakuten.co.jp/rb/12496238/

もちろん、店舗系でも受付中です。
できれば、そちらでお買い求めいただけましたら、幸いです。

今までの著書は新書でしたので発売日に大抵の書店で入手しやすかったのですが、
今度は初の単行本となります。
これまでに比べ、書店でも見つけにくい可能性が予想されます。
なので事前にご予約いただいた方が確実かつお早目に入手できるかと。
お近くの書店などで承り中なので、この期にぜひ!

文藝春秋さんに無理していただいた432ページの超大作で、
私にとっても勝負の一作になります。
書店員の方々のご協力が全てを左右すると思われます。
つきましては。
「いい所に置いてやるからサインを書きにこい」
という書店さんがありましたら、
北は北海道から、南は鹿児島までうかがう所存です。
御連絡くださいませ。

それでは皆様、どうぞよろしくお願いいたします!!!

新刊本のご案内!(あかんやつら~東映京都撮影所血風録)

新刊本のタイトルと発売日、決定しましたのでお知らせします!


タイトル:「あかんやつら~東映京都撮影所血風録」

発売日:2013年11月15日

総ページ数:432

価格:お求めやすいお値段になるよう奮闘中
版元:文藝春秋

時代劇黄金期、集団時代劇、任侠、実録、カラテ、ポルノ、文芸大作と目まぐるしく移り変わる、
東映京都撮影所での60年におよぶ映画製作の舞台裏を、
当時のスタッフの証言に基づいて記したノンフィクションです。

取材10年、執筆3年、4度の全面書き直しを経た超大作になりました。
「時代劇は死なず」「天才勝新太郎」に続く、京都太秦三部作の集大成的な作品になります。

初めての新書以外の単著ですので苦戦は予想されるとは思います。

皆様、何卒よろしくお願い致します!

官能的なオール読物10月号

9月21日発売の月刊「オール読物」10月号、「官能的」特集に寄稿しております。

題名は「時代劇のエロスに溺れて、誘う女と堕ちる男」
「女性の官能性を映しだすことが時代劇を面白くする上では重要」という話でして。

・大河ドラマの官能演出はいかになされてきたか、
・90年前後の時代劇における樋口可南子の官能性
・女優を官能的に映す勝新太郎演出の魔力、
・眠狂四郎シリーズのエロチックさの背景、
・『鬼平』に漂う大人の官能
・近年の時代劇の官能描写のどこがダメなのか・・・

について掘り下げております。
今回はオールでの原稿では初めて、週刊文春の連載のように一人称を駆使しながら、
私自身の「時代劇の官能」体験を交えつつ書いてみました。

それから、官能女優のグラビアページではナスターシャ・キンスキーの魅力も語りました。
掲載されている妖艶な写真と共にお楽しみいただけましたら、と。


是非よろしくお願いいたします!
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HN:
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性別:
男性
職業:
著述業
自己紹介:
時代劇・日本映画・テレビドラマの研究家です。

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