我がゴッドファザー、フジテレビの能村庸一プロデューサーにお会いしてきました。
「天才 勝新太郎」を献本させていただきがてらの飲み会です。
「この世界に君を引きこんだ張本人がボクだから、
上手くいかなかったらどうしようかとずっとヒヤヒヤしていたんだ。
でも、二冊目の本が出たんで安心したよ」
とのお言葉をいただく。
そ帰り道、話は初めて京都取材したころのことに。
「たしか、あの時も今みたいに寒い季節でしたね」
「ああ。嵐山のロケで雪が降っていたんだっけ。
あの頃は時代劇の現場も楽しかった」
「だから、私も今の仕事を始めたんです」
「もう、あんな時代は来ないだろうねえ」
「・・・・・・でも、おかげ様で素晴らしいものを見せていただきました」
「間に合ってよかった」
「ええ・・・・・・」
能村さんと出会って十年弱。
ほんとにいろんなことがあった……
……と噛みしめつつ帰路につく。
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