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春日太一の「雪中行軍な人生」

時代劇・日本映画・テレビドラマなどの研究家・春日太一のブログです。

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「草燃える」イベント、着々と・・・


昨夜は建長寺イベントの打ち合わせで時代劇専門チャンネルの方々と共に
脚本家の中島丈博先生にお会いしてきました!

「草燃える」の創作秘話をかなり濃い感じでうかがうことができております。
イベント当日は乞うご期待!!

ただ、本当は我が人格形成に大きく影響した昼ドラ
「風のロンド」「砂の城」のお話もガッツリうかがいたかったですけどね。
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一年ぶりのネットラジオへ

昨年に引き続きまして、
業界の大先輩、池田憲章氏、大沼弘幸氏がパーソナリティをされているネットラジオ
「談話室オヤカタ」にゲスト出演してきました。

http://www.harashow.net/
1月20日(#236)と27日(#237)の更新分に2回出ています。

236では「天才 勝新太郎」刊行に合わせて勝新トークをタップリと。

237では<スガーズ>の相方・サスガ氏を交えて
「草燃える」を皮切りに時代劇雑談をしています。

相変わらず、ひたすらマニアックな内容ですがヨロシク!

打ち上げでは池田・大沼両生からかなり濃い話をうかがえました。

見本完成!


「天才 勝新太郎」(文春新書・刊)の見本が完成しました!
100112_102102_M.jpg










みなさまは1月20日までお待ちを!!
(早いとこでは2~3日前に書店に並ぶかと)

いきなりヘバる!

・いやはや、油断しました。

ここんとこしばらく休養していたんで、
リハビリがてら楽な感じの仕事から片付けようと思ったんです。

ところが、どっこい。

これが実に、見た目よりはるかに骨が折れること、折れること。

よく考えてみれば、こういう仕事があえて自分の所に回ってきたってことは、
それだけ困難なミッションだったってことなんですよね・・・。
事務的にこなしてたら絶対にうまくいくことのない・・・。

ナメてかかったら痛い目に合いました。

おかげでリハビリどこの騒ぎでなく。
かなりグタッと疲れております。

「北斗の拳」でラオウがトキ戦を前に実戦感を慣らすためにコウリュウと戦うっちゅうのがあったけど。
今回の場合、コウリュウがいると思って洞窟に行ったら、
サウザーが待ち構えていた、といったところか。

別の意味で「癒えぬ!」

胸騒ぎの鎌倉

「草燃える」の検証作業を終えました。

いや、これはホント物凄い大河ドラマです。
最高傑作の一本といって過言ではないでしょう。
最終回のラストカットの虚無感にしばし唖然。
ここまで容赦なく人間を追いこむことが出来るとは・・・

誰ひとりとして幸福な人間がいない・・・
殺すのも殺されるのも、全ては礎を築くための自己犠牲。
善とか悪とか正義とか、そんな安っぽい論理では割り切れない人間の業の理不尽さ。

歴史を作るってそういうものかもしれませんね。

二月からの時代劇専門チャンネルでの<奇跡の一挙放送>は絶対に見るべし!

一番お気に入りは梶原景時の死ぬ間際のセリフ。
「鎌倉自体が壮大な徒労だった・・・」

当初、二月六日の建長寺での時代劇寺子屋イベントが計4時間にも及ぶと知った時は
「さすがに無茶だろ・・・」
と途方に暮れましたが、今は違います。
講師の皆さまから、あれも聞きたい、これも聞きたいのオンパレード。
逆に4時間では足りないんじゃないか、という気すらしています。

↓イベントの詳細↓
http://jidaigeki.no-mania.com/Entry/2/

イベントも放送も、どちらも乞うご期待です!!

「草燃える」は素晴らしい

建長寺の「時代劇寺子屋」に向けて「草燃える」の検証作業をしております。

いやあ、とにかく後半の殺伐さが尋常じゃなくて素晴らしいです。
(皆さまは二月からの時代劇専門チャンネルでの放送開始までしばしお待ちを)

特に松平健の北条義時
純朴な青年が冷徹なマキャベリストに変貌してゆく過程にはゾクゾクするものが。

「武田信玄」とかもそうだけど、やはり大河はこうじゃないと。
歴史劇の魅力はこういう逃げ場のない、理不尽で容赦なのい人間ドラマにあるわけで。
ヒリヒリするような政治劇としての魅力といいますか。

合戦とか鎧とかはしょせん(文字通り)飾り物。

やはり綺麗ごとの話とか見た目のカッコ良さを求める歴史モノとは相いれないものがある。
「BASARA」とかに全くハマらないのは、そのあたりなんでしょう。

元旦ですね

まあ正月といっても全くお祭り気分がないんですな、これが。

やっぱり風物詩な地上波テレビが全く無くなったせいかと。
「BIG3ゴルフ」とか「お笑いウルトラクイズ」とか。
大型時代劇もテレ東だけになりましたし。

やっぱり90年代って楽しかったんだな、と。

「失われた10年」とか言われるけど、
ここ数年の方がよほど失われている気がします。
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性別:
男性
職業:
著述業
自己紹介:
時代劇・日本映画・テレビドラマの研究家です。

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