時代劇・日本映画・テレビドラマなどの研究家・春日太一のブログです。
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トラッシュアップの対談、興味深く読ませて頂きました。『史上最大のヒモ 濡れた砂丘』は私も観に行き、感動したひとりです。さて主演の小島恵子氏について私の知る限りの補足をさせていだだきます。既にご存知でしたらすみません。高鳥氏の表現で『大部屋女優』との表現がありましたが、デビュー当初は少し事情が違ったようです。京都撮影所に第11期ニューフェイス京都配属組(五十嵐義弘、堀田真三ほか3名)入社と並行し、演技陣若返りの為撮影所独自に女性のみ5名を演技研究生として採用。その一人に小島恵子氏が入っていたようです。因みに同時採用は岡田千代、松代章子、西崎さかえ等です。つまり入社当初は若手ホープの一人だったのでしょう(これは以前、映画村資料室内にあった社内報で確認)。尚、東映友の会会報『東映の友』では彼女の対談記事もでており、肩書は第11期ニューフェイスになってました。以上少しでも参考になればと思い書かせて頂きました。これからもニューポルノの発掘と再評価が進むことを願って止みません。