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春日太一の「雪中行軍な人生」

時代劇・日本映画・テレビドラマなどの研究家・春日太一のブログです。

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9月2日付の京都新聞朝刊

9月2日付の京都新聞朝刊に記事を書かせていただきました。

私自身の感じた最近の京都の撮影所事情を入り口に、
この危機的状況をどう切り抜ければいいのか、についての提言もしてみました。

時代劇に関しては、もちろん過去を掘り下げることも大事なんだけど、
「今ならなんとかなること」を「なんとかする」努力もしていかないと。
間に合わなくなってから動き出したところで、取り返しはつかないわけで。

批判や文句も出るだろうけど、
自分は自分のやるべきと思ったことをやっていきます


素晴らしい伝統と技術の根ざした、
そして今もなお若きスタッフたちが目を輝かせながら汗を流して継承し続ける、
そんな素晴らしい京都の撮影所の現場が、
このまま消えていってしまっていいのか。

これは撮影所とその周辺だけの問題ではなく、
京都の街の皆様、ひいては全国の皆様に考えていただきたい問題でもあります。

その考えるキッカケになっていただえれば、という想いをこめて、
今回の原稿を書きました。

なにとぞ、よろしくお願いいたします。
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この記事へのコメント

京都新聞

京都新聞の私論公論「進む時代劇の京離れ 復権へ優位性PRを」の記事、食い入るように読ませて頂きました。

私自身、京都在住で、必殺と時代劇のサイト(「空想の匣」)を作ってますので、京都から時代劇が離れていくのは、非常に寂しいですね~~!思い起こせば、東映太秦映画村が作られたのも、時代劇衰退の風潮を吹き飛ばそうとする気概が、当時の関係者にあったのだと思います。

今秋には、映画村も、時代劇オンリーではなく、アニメや特撮のコンテンツが拡張されるそうですが、活性化の手段とはいえ、時代劇が見放されつつあるようで、逆に「寂しい一面」を感じてしまいました……。

また、今年も「京都太秦シネマフェスティバル」が開催されるそうですが、あらゆる年代層にアピールする、様々なマルチメディア的展開で、今一度「京都」を時代劇の中心地として、復活させてほしいと思ってます。

実際、待ってるだけじゃ、何も生まれてきませんからね~~!(笑)「侍ジャパン」とか「戦国BASARA」とか、日本人の体には「時代劇のDNA」が存在してると思うので、それを「呼び起こす」仕掛けがあれば、きっと再生は可能でしょう!

私も、今まで、シネマフェスティバルの「ロケ地巡りツァー」や「撮影所見学」等には何度も参加して、HPやブログに記事をアップしたりしてきましたので、今年のイベントにも積極的に参加しようと思ってます。

……勝手な長文、大変失礼しました!

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9月10日発売の2つの月刊誌にて。
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HN:
春日太一
性別:
男性
職業:
著述業
自己紹介:
時代劇・日本映画・テレビドラマの研究家です。

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