時代劇・日本映画・テレビドラマなどの研究家・春日太一のブログです。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
仕事柄、さまざまな「トップ」の方々とお会いすることが多い。
こうした方々にお会いし、お話しをうかがうのが何よりの仕事冥利だったりする。
彼らのたたずまいを見ているだけで、大きな人生勉強になるからだ。
つくづく思うのは「トップ」であり続けている方々の凄味。
ここ一週間でもいくつも素敵な出会いがあり、
心震える勉強をさせていただいた。
たとえば・・・
昨夜、大地監督のイベントでお会いした声優の関智一さん。
ここのところ御世話になりっ放しの菅原俊夫さん。
そして、菅原さんの口から聞こえてくる香取慎吾さん。
どの業界でもトップに長年い続ける方々に共通するのは、「謙虚さ」。
いつも一歩引き、人の言葉に耳を傾け、自ら進んで教えを乞う。
それでいて熱い魂がビンビンに伝わる。
しかもそこに嫌みや押しつけがましさが全くなく、
いつも爽やかに周囲を楽しませる。
だから「次もまたこの人に会いたい」「この人と組みたい」となるんだろう。
その究極の姿が勝新太郎だったりするんだろうけど。
では、自分自身を振り返ると、どうか。
……ううむ……未熟すぎる……
『時代劇は死なず!』を読み感銘を受けたことをお伝えしたくて、
先日、大地監督のイベントでお声をかけさせていただいた者です。
プロの方々のお話をきくと、自分自身の仕事に対する思いや姿勢
についてふり返るきっかけとなり、ヒントやパワーをいただけるので
とても楽しいです。お話してくださってありがとうございました。