時代劇・日本映画・テレビドラマなどの研究家・春日太一のブログです。
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春日さん、「天才 勝 新太郎」読ませて頂きました。いやー面白い。面白すぎる! アマゾンのレビューでも「初めてのカツシンの評伝」と書いてる人もありましたがまさにそう!春日さんも書いていますがカツシンは「生きながら伝説」を作る人であったが「長嶋伝説」の類と同じく
「茶の間」を瞬間的に沸かせる一ネタとしてエピソードが忘れた頃にポと出てきましたがこの本を読んで勝新に「すいませんでした」と謝りたくなる位その「こだわり」「芝居に対する姿勢」に感動を受けました。TVを観ていて勝新の事を語る時皆嬉しそうに話すのを観て「何故そんなに人を惹き付けてやまないのか?」とずっと疑問に思ってきましたがこの本を読んで少し解るような気がします。自分は代表作の「座頭市」を未だに観ていませんがタキシード姿で「マイ・ウェイ」を歌った姿に感動しました(関係ないか)しかし本業でないのに人を感動される勝新には
「天才」としか言葉が思い当たりません。これを機に「天才」の世界に足を踏み入れてみたいと思います。頑張ってこれからもいい本を書いて下さい。