時代劇・日本映画・テレビドラマなどの研究家・春日太一のブログです。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
こんにちは。「役者は一日にしてならず」、遅ればせながら読ませて頂きました。大変面白かったです。どの方のお話しも興味深かったのですが、中でも夏八木勲さんのインタビューを読めたことは、私にとって大きな喜びでした。映画「八つ墓村」の落武者役は本当に印象的でしたので、役作りに関する彼自身のコメントを読むことが出来て心震える思いです。どうもありがとうございました。
実は「仲代達矢が語る日本映画黄金時代」「時代劇ベスト100」「なぜ時代劇は滅びるのか」も、ほぼ同時に購入して夢中で読みました。寝不足になってしまいましたが、至福の時でした…!
私ごとで恐縮ですが、昔は欠かさずNHKの大河ドラマを見ていました(はっきりと見なくなったのは「利家とまつ」からです)。私の中のベストは、何と言っても「草燃える」でした。あのラストの無常感は今でも忘れられません。映画では「竜馬暗殺」などにシビれました。「七人の侍」など感激した作品は沢山あります。久々に、あのような興奮を味わいたくなりました。時代劇には時代劇にしかない面白さがあると思います。そのことに改めて気づかせてもらったような気がします。これから、見逃していた名作を少しずつDVDで追いかけていきたいです。
それでは、また新刊を楽しみにお待ちしておりますね。