いよいよ
2月6日(早いところでは5日)、長らく絶版状態だった我がデビュー作
「時代劇は死なず!~京都太秦の「職人」たち」が
装いも新たに
「完全版」として河出文庫より刊行されます。
60~70年代の映画斜陽期にテレビへ新天地を目指した時代劇スタッフたちの物語。
元々は「天才勝新太郎」「あかんやつら」の原点になった一冊ですので、
時代劇に興味の薄い方、さほど詳しくない方でも楽しめる作りを心がけています。
作品としましては、
新選組血風録、素浪人月影兵庫&花山大吉、銭形平次、新座頭市、木枯し紋次郎、必殺シリーズ、柳生一族の陰謀、影の軍団…
の舞台裏を描いています。
また、「完全版」にするにあたり、
必殺シリーズと花山大吉、新選組についての証言を増やした他、
新たに「地獄の辰捕物控」「暴れん坊将軍」についての記述を加えています。
そして・・・
「映像京都の匠たちの仕事」についても、
新たに特別セクションを設けて作品ごとにその職人技を掘り下げました。
今はもう無くなってしまった、時代劇研究家としての故郷への感謝を込めて…。
そしてそして・・・。
帯と解説は評論家の縄田一男さんに書いていただきました。
これがまた泣ける文章で…。
皆様、どうぞよろしくお願いいたします!!
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