建長寺の「時代劇寺子屋」に向けて
「草燃える」の検証作業をしております。
いやあ、とにかく後半の殺伐さが尋常じゃなくて素晴らしいです。
(皆さまは二月からの時代劇専門チャンネルでの放送開始までしばしお待ちを)
特に
松平健の北条義時。
純朴な青年が冷徹なマキャベリストに変貌してゆく過程にはゾクゾクするものが。
「武田信玄」とかもそうだけど、やはり大河はこうじゃないと。
歴史劇の魅力はこういう逃げ場のない、理不尽で容赦なのい人間ドラマにあるわけで。
ヒリヒリするような政治劇としての魅力といいますか。
合戦とか鎧とかはしょせん(文字通り)飾り物。
やはり綺麗ごとの話とか見た目のカッコ良さを求める歴史モノとは相いれないものがある。
「BASARA」とかに全くハマらないのは、そのあたりなんでしょう。
PR