時代劇・日本映画・テレビドラマなどの研究家・春日太一のブログです。
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9/29に池波文庫催しに参加した者です。質問の時間を取ってくださりありがとうございました。
ブログを見つけたのでお邪魔しております。
小林桂樹の藤枝梅安は,私が知っているだけでも,あのように意見が割れております。反対に,丹波哲郎の長谷川平蔵については,「鬼平犯科帳人情噺」(高瀬昌弘著:文春文庫)に書かれたこと以外,ほとんど意見を聞いたことありません。また,池波さん自身の言葉も,記憶にありません。
私としては,池波さんが何も語り残さなかったこと。26話きりで,続篇が作られなかったこと。が作品に対する評価を物語っているのかと,想像しておりました。だから春日さんから,想定外のお話を聞くことができて,うれしく思いました。
今回の催しをきっかけに,もっと映像化された池波作品を楽しんでいきたいと思います。