時代劇・日本映画・テレビドラマなどの研究家・春日太一のブログです。
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「モヤさま」のままボケッとテレ東つけてたら、
そのままCM無しで『日曜ビッグスペシャル』に突入。
で、企画はというと・・・
「美人女将のど自慢」!!!
いろんな温泉地の「美人女将」がスタジオで身上話を語り、
その上で歌を披露。
それをゲストが審査して大賞を決めるという・・・
あまりの唐突さ、時代錯誤さに唖然としつつ、
「これぞテレ東!」と思わず興奮してしまいました。
しかもゲスト審査員に梅沢富美男と平尾昌晃。
「さすがテレ東!! 」と唸る。
という訳で。
以下、気になった女将さんたちの雑感を羅列してみます。
・山口の女将、35歳とは思えない貫禄。
でも歌声は緊張のためナチュラルにビブラート。少し萌える。
・ 長野志賀高原のCM出演歴もある女将は自意識過剰ぶりが凄い。
いちいちリアクションの大きい顔芸や入浴シーンなど押さえどころもバッチリで、
平尾プロデュースでデビューしてほしいと思った。
その時は、もちろん『必殺』最新作の主題歌で。
・今ゴールデンでこの人たちの唄う美空ひばりを流すテレビ局の度胸は凄まじい。
そう思わせるほど、伊豆の老母娘のパフォーマンスは
温泉のカラオケコーナーのようなフリーさを感じさせるカオスだった。
・庄内の24歳の新婚若女将は「津軽海峡冬景色」。
結構うまい。衣装はなぜか振り袖。
・京都の借金女将はやつれ方が心配になった。
・ 高山の育乃さん、ヤサグレた感じの目と声がイイ。五社英雄の映画向き。
仕事終わりに一人焼き肉するあたりが可愛らしい。
・江波杏子似の大分女将が歌う「赤いスイートピー」。
ルックスに似合わずガチガチに緊張しているのに萌える。
・蓼科のIT女将、いい感じでムチムチしてた。
31歳とは思えない、中村登の映画に出てきそうな朴訥とした風情。
心地よい音痴さ。
・作州の若づくり女将、女子高生のコスプレで登場。
これは妖しい。
ただ、変な店の女性と違い、リアルな制服をリアルに着こなしているところに好感を覚える。
・宮崎の女将、ステージの佇まいが完全にプロ。
横顔が三条正人(東京ロマンチカ)そっくり。
・19歳で38歳の旅館経営者と結婚した女将。
ハスキーな「コスモス」に悲哀が。
客席の旦那(ハゲ)「「犯罪者と言われてます」
・で、CMで流れる「いすずトラックの歌」でシンミリした後、
大賞発表。
「ハナミズキ」を歌いながら亡父を思い出し号泣した修善寺の26歳若女将に。
つられて平尾先生も涙。
最後はお涙頂戴でキッチリ締める、安心と信頼のテレ東クオリティ。
「いい旅夢気分」や「土曜スペシャル」、それに「雲爺」。
やはりテレ東が最高だと言わざるをえまいて。
シンケンイエローにしてアイドリング11号の森田涼花。
一見フワッとしたハンナリ系だが、
それだけでは済まされない強気な感じが前々から垣間見えていた。
で、それが爆発した感じなのが今日のフジテレビ739「アイドリング!!!」。
ドッジボール対決をメンバー間でしていたんだけど、
ボールを当てられる度に見せる森田のガチギレな表情が凄まじすぎた。
しかも絶叫系のキレ方でなくて、静かに内側に溜め込む感じの切れ方だから、
醸し出す「張りつめた空気」は尋常でないものがあった。
特にその目力は夢でうなされそうなほどの迫力。
で、なぜそこまで切れたのか。
その真相が番組プロデューサー・門澤氏のツイートに。
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ドッジボール終了後、森田涼花はポツリと僕に語りました。「勝敗ではなくて、あの時に一瞬背中を見せた自分が悔しいんです」と。侍か?
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ラオウとかサウザー級のプライド……
これは惚れてしまうしかあるまいて。